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お知らせ

F/T12公募プログラム一次審査通過2012年 2/17 (金)

F/T12公募プログラムの一次審査に通過いたしました。
詳しくは、こちらのF/Tウェブサイトをご覧ください。
また、youtubeに応募動画を公開しております。ぜひご覧ください。

『復活』メディア掲載情報2012年 2/9 (木)

『復活』の劇評等が、以下のメディアに掲載されております。
ぜひ、インターネット、書店等でご覧ください。

フェスティバル/トーキョー ウェブサイト内の堀切克洋氏による劇評

演劇誌「シアターアーツ 第49号」の新野守広氏によるコラム

演劇誌「悲劇喜劇 2012年2月号」の小田島恒志氏による演劇時評

劇評サイト「wonderland」の芦沢みどり氏による劇評

脚本担当・清末浩平の劇団脱退について2012年 1/1 (日)

ピーチャム・カンパニーで代表を務めております川口典成です。
年の初めに大変恐縮では御座いますが、皆様にご報告が御座います。
この度、当劇団で脚本担当を務めてまいりました清末浩平が、劇団を退団することになりました。経緯に付きましては、清末・川口の文書を下記に掲載させていただきますので、少しばかり長文ではありますが、そちらをご覧いただければと思います。
これまで清末の脚本を楽しみに当劇団の公演に足を運んでくださった方々も数多くいらっしゃることと思います。事後報告の形となり、大変申し訳ございません。
これまでにも増して、劇団員一同、刺激的な演劇を作るべく精進して参りますので、より一層のご支援を頂けますと幸いに存じます。
ダイレクトメールを送らせていただいている皆様には、追って劇団の本年のスケジュールが固まり次第、改めてお手紙をさせていただきます。
繰り返しになりますが、ピーチャム・カンパニー劇団員一同、新たな気持ちで演劇創作に向かっていく所存です。誠に勝手なお願いでは御座いますが、本年もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

                        平成24年1月
                        ピーチャム・カンパニー代表 川口典成

いつもお世話になっております。ピーチャム・カンパニーで脚本を担当してまいりました、清末浩平です。
このたび私は、ピーチャム・カンパニーからの脱退を、皆さまにご報告しなければなりません。
脱退を劇団に対して申し出たのは私です。そしてこれは、1年以上前から、劇団との間で何度も話し合ってきたことです。
私は、2010年初頭の劇団旗揚げ連続公演で3本の脚色台本を書いた後、2010年秋の公演『口笛を吹けば嵐』、2011年3月の『オペレッタ 黄金の雨』、2011年秋の『復活』と、オリジナルストーリーの脚本を書いてきました。
そして私は、それらのオリジナルストーリーの脚本をピーチャム・カンパニーが上演した舞台に対して、不満を抱いていました。それらの舞台は、私にとっては、自分の作りたい演劇ではなく、自分の観たい演劇でもなかったのです。
その不満は、脚本を書いた人間としての不満と、いち観客としての不満とが混じり合ったものであり、ただの私のわがままなのかも知れません。私が作りたいと思っている演劇と、この劇団によって作られる演劇とが、まったく同じものになるはずがないことも分かっています。しかし私は、ものを作り続けてゆくうえで自分が最低限必要とする達成感を、劇団の作品から得ることができないと感じてしまいました。
もちろん、劇団活動における不満は「次の作品を満足できるものにする」という形で解消されるべきであり、私も脱退以外の道を探して、演出プランへの干渉などを行ったこともあります。しかし、そういった干渉は過剰な圧力となり、演出の自律性を損なってしまうためよろしくない、ということになり、結局私は稽古や演出プランにいっさい口を出さなくなりました。そして私は、もう自分は劇団に所属していても意味がない、と思ったのです。
私は、ピーチャム・カンパニーという劇団の演劇制作を否定したいわけではまったくありません。私という人間や私の書く脚本、私の演劇観や芸術観が、この劇団と折り合いをつけられなかった、ということだと理解しています。とても残念なことですが、一緒にやっていくことが、お互いにとってプラスにならず、お互いを不幸にするのであれば、明るく別れるのが最善なのではないでしょうか。
ピーチャム・カンパニーはこれまでにも、私の書いたオリジナルストーリー以外の脚本を使って、いくつもの演目を上演しています。私のような脚本担当がいなくても大丈夫でしょう。今後、私は劇団のOBとして、ピーチャム・カンパニーの活動を応援してゆきたいと思います。
私自身はこれからどうするかといいますと、これまでやってきたような自主的な演劇活動を、またゼロから始める力はありませんし、ピーチャム・カンパニー以外の劇団に入るなどということも考えられません。自主的な演劇活動は、これでひと区切りとして、今後はひとりでものを書いていきたいと思っています。演劇でやっていたようなことを別の分野でもやるかどうかは分かりませんが、表現を続けます。いつか遠からず、書いたものを皆さまにお読みいただけるようにします。
2年前、ピーチャム・カンパニー結成のときにメンバーに入れてもらえなかったら、私はここまで演劇を続けてこられなかったでしょう。この2年間、不満があったと書きましたが、楽しいこともたくさんありました。多くの仲間と一緒に演劇を作るのは素晴らしいことですし、『口笛を吹けば嵐』、『オペレッタ 黄金の雨』、『復活』という3本の戯曲を書かせてもらえたことは、私の財産です。劇団員の皆さん、ありがとうございました。関わってくださった皆さん、ありがとうございました。そして、私の参加したピーチャム・カンパニーの公演をご覧くださいました皆さま、本当にありがとうございました。

                                2011年12月 清末浩平

ピーチャム・カンパニー、代表・演出の川口典成です。清末の挨拶で十分ご推察いただけるかと思いますので、経緯の説明は省略させて頂きます。
劇団が発足して以来の約二年間、清末の脚本と闘って参りました。いまこのように「闘う」という言葉を使うと、マイナスイメージばかりが強調されてしまうように思われますが、共同創作とはそもそも「闘う」ことであり、演出は脚本家の言葉と「闘う」ものです。
現代作家の作品を行う以上、作家の言葉とその同時代との関係を突き詰め続けることが演出家の使命のひとつであろうと思います。自分たちが囲まれている社会と作家の言葉、その間にある共鳴や齟齬。それらを舞台上でありありと提示する。そのような舞台作品を創作するために、演出家である私は、作家の言葉と、ひいては作家そのものと「闘う」ことを続けてきました。そして、それは清末の脱退と言う結論に達しました。これも「闘う」ことが産み出す結果のひとつでしょう。
清末の脱退は本人から提示されたことであると同時に、劇団の選択でもあります。つまり、清末の挨拶からもお分かり頂けます通り、清末の希望を劇団が受動的に受け容れたということではなく、双方の能動的かつ積極的な、前向きな協議の結果として今回の決定があります。劇団は、脚本家・清末浩平がいないあり方を選択しました。そこから新たな劇団の形を創造することとなります。次の一歩はその新たな劇団に向け、自信を持って踏み出す所存です。
今後の具体的な活動に関しては改めて報告させていただきます。ぜひ期待してお待ち頂ければ幸いです。
上記の挨拶と重複いたしますが、劇団の勝手なご報告をお許しください。
今後ともピーチャム・カンパニーをどうぞよろしくお願いいたします。

                                2011年12月 川口典成

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